喉の違和感や圧迫感、顔のしびれが起こるように…

更年期だと気づいた原因

長年勤務した職場を退職して間もなく、右の喉に違和感と圧迫感を感じるようになりました。その後今度は顔の右側に痺れまで出現し、私はもしや咽頭癌や喉頭癌になったのではと不安に駆られたのです。症状は収まるどころか更に強くなっていきました。

具体的な悩みエピソード

喉の違和感や圧迫感、顔の痺れは強くなっていきましたが、悪性腫瘍だったらと考えると受診する勇気が持てず1カ月が過ぎました。そのうち飲食すると、喉につかえるようになったのです。「まさか食道癌ということも」と更に不安は大きくなり、家事も手に付かず夜も眠れない状況になってきました。一人で考えているうちに、他にも胸や耳の違和感など複数の症状を感じるようになったのです。

改善するために行なったこと

夫が情緒不安定に陥っている私を心配し、後押しされてやっと病院へ行くことにしました。発症から2カ月経っての精密検査でした。結果的に異状なしで、ストレスからくる咽喉頭異常感症と診断されたのです。更年期の女性にはよく起こる症状とのことでした。医師から漢方薬を勧められ、市販でも手に入る薬だったので、薬局から購入するようになりました。説明を聞いて安心したのと薬の効果なのか、その後は症状が薄らいでいきました。

同じ悩みをもつ方々へのアドバイス

最初に異変を感じた時怖くてずっと受診せず、結果的に様々な症状が現れて情緒不安定になってしまいました。なので、やはり勇気を持って受診することをお勧めします。更年期になると、今までは経験したことがない症状が起きてパニックになったりするので、まずは診断してもらうと安心です。更年期症状であれば、世の中には多くの情報があり先輩達もいるので、自分に合った対処法を見つけていけば良いと思います。