子どもの反抗期と重なり、大人げない対応をして自己嫌悪…

更年期だと気づいた原因

生理前にイライラするというのは、有名なことなので知っていましたが、異常な程イライラして感情を抑えられなくなってきたことで気づきました。家族に些細なことで怒ったり、嫌なことがあると、世界中で一番不幸だという気持ちになり涙が出てきて困りました。

具体的な悩みエピソード

ホルモンバランスがおかしくなり、感情のコントロールができないことで、よく泣いていました。子供の反抗期と重なり、冷たくされたり、無視されたりすると受け流せずに、言い返したり泣いたりして、大人げない返しをしてしまったりしました。睡眠もうまくとることができず、早く目が覚めてしまい、二度寝もできない状態になりました。

改善するために行なったこと

まず婦人科に行き、ホルモン検査を受けました。何のホルモンが減少しているのかを明らかにして、まずは漢方薬から治療を始めました。すぐに効きはじめる訳ではありませんが、原因がハッキリしたことで、心が落ち着いたように思います。生活面で、自分ができることは体を冷やさないことです。電子レンジで温めるタイプの肩当てを買って温めました。夏でも湯船にしっかりつかることも続けています。あとは胃腸のために始めた低フォドマップ食が、すべての体調を整えてくれました。

同じ悩みをもつ方々へのアドバイス

体力に自信があったこともあり、なぜか自分には更年期症状は無縁だと思っていました。ですが自分が実際その症状を経験し、若い時と同じようにはできないんだなと、ショックを受けました。ですが、同じ悩みを持つ人でもイキイキと暮らしている方もいて、勇気づけられました。自分をそろそろいたわりなさいと教えてくれているのかとも、思えるようになりました。それぞれのペースで、自分が楽なスタイルを見つけていけばいいのではないでしょうか。