
2026.01.30
いつ生理が来るかわからない…
それでも
みんなで、ごきげん主義
ねぇ、最近、自分でも自分がわからなくなる時ってない?
さっきまで鼻歌まじりだったのに、夫の「あれ、どこだっけ?」の一言で、急にカッチーン!と頭にきたり。テレビの動物ドキュメンタリーを見ただけで、涙がポロポロ止まらなくなったり。夜中にふと目が覚めて、「私の人生、このままでいいのかしら…」なんて、壮大な不安に押しつぶされそうになったり。まるで自分の中に、短気な鬼軍曹と、泣き虫な乙女と、心配性の評論家が同居してるみたい! この感情のジェットコースター、本当に疲れるわよね…。
「私、いつからこんなに性格が悪くなっちゃったんだろう…」もしあなたがそんな風に自分を責めているのなら、声を大にして言わせて。それ、あなたのせいじゃない! ホルモンの仕業かもしれないのよ!
多くの女性が更年期の入り口で経験する、この厄介な感情の変化。今回はその正体と、上手な付き合い方について、一緒に見ていきましょう。
目次
イライラや不安といった感情の波は、ただ「気分が悪い」だけじゃ済まないのがつらいところ。放っておくと、いろんなデメリットを引き起こしてしまうことがあるの。

まずは、あの胸の奥がザワザワするような「不安」について。一体どこからやってくるのかしら?
私たちの心を穏やかに保ち、幸せな気分を作り出してくれる「セロトニン」という神経伝達物質があるの。通称「幸せホルモン」ね。そして、女性ホルモンの「エストロゲン」は、このセロトニンの働きを助ける、いわば応援団長のような存在。ところが、更年期になると、この応援団長(エストロゲン)がだんだん少なくなってしまうの。応援団長がいないと、幸せホルモン(セロトニン)も元気がなくなって、十分に力を発揮できなくなっちゃう。
その結果、心のバランスが崩れやすくなり、漠然とした不安を感じやすくなる、というわけ。
じゃあ、この不安感を少しでも和らげるにはどうしたらいい? 難しく考えなくて大丈夫。今日からできる「お守りアクション」をいくつかご紹介するわね。
お次は、もう一人の厄介者、「イライラ」。自分でもびっくりするくらい、些細なことでカッとなっちゃうアレよ。
イライラの原因も、不安感と同じ。応援団長(エストロゲン)の減少によって、神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことが大きな原因よ。心の「忍耐メーター」が、以前よりちょっとだけ減りやすくなっている、そんなイメージかしら。今までなら「はいはい」と流せていたことにも、いちいち反応してしまって、自分でも疲れてしまうのよね。
【こんな症状、ないかしら?】
アンガーマネジメントなんて難しく考えなくても、イラッとした時に使えるクールダウン術を知っておくだけで、気持ちが楽になるわ。

セルフケアをいろいろ試してみても、どうしても感情の波に乗りこなせない…。そんな時は、絶対に一人で抱え込まないで。風邪をひいたら病院に行くのと同じ。心の不調も、専門家に相談するのが一番の近道よ。婦人科や心療内科では、私たちを助けてくれるいろんな選択肢があるの。
足りなくなったホルモン(エストロゲンなど)を、お薬で少しだけ補充してあげる治療法ね。ホルモンバランスの急降下を、緩やかな坂道にしてあげるイメージ。ほてりやのぼせといった身体的な症状だけでなく、感情の起伏にも効果が期待できるわ。
症状に合わせて、自律神経を整える薬や、抗うつ薬、抗不安薬などが処方されることもあるの。お薬に抵抗がある人もいるかもしれないけど、つらい時期を乗り切るためのお守りとして、上手に活用するのも一つの手よ。また、体質からじっくり見直したいあなたには、漢方薬という選択肢もあるわ。
専門家のカウンセリングを受けるのもおすすめ。誰かに話を聞いてもらうだけで、絡まっていた気持ちが整理されて、スーッと楽になることもあるの。「こう考えればいいんだ」という思考のクセを学ぶ認知行動療法なども効果的よ。
更年期のイライラや不安は、本当に厄介。でも、何度も言うわね。
それは、あなたの性格が変わったせいじゃない。あなたの心が弱いわけでもない。長年がんばってきたあなたの体と心が、ホルモンバランスの変化という大きな波に揺られているだけなの。
もしかしたら更年期は、「もっと自分を大切にしていいんだよ」「一人で頑張りすぎなくていいんだよ」と、体が教えてくれているのかもしれないわね。
感情の波に溺れそうになったら、この記事で紹介したアクションを一つでも思い出してみて。周りを頼って、専門家を頼って、そして何より、毎日頑張っている自分自身を「よくやってるよ」って、優しく褒めてあげてちょうだいね。
NaguMe since 2023.
Vitamin Media for Menopausal People.